先日岡崎市内のお客様から結構マニアックなご依頼がありました!
ノートパソコンのCPUをご自身で交換しようとしても上手くいかないとの事でした。
さらに別のノートパソコンから小さな部品が取れたので付け直してほしいとも・・・
早速お預りして診てみることに!

2台とも通電はしているがBIOSが立ち上がらない状態を確認。
※BIOSが分からない方は「BIOSとは」で検索してみて下さい!

先ずは小さな部品が取れてしまった方の診断です。
大体どの辺りから外れたのかが判っていらっしゃり聞いていたので直ぐ発見できました。

ここです!

部品はこれ!


多分チップコンデンサーだと思われる。
こんなのが外れるとは・・・中華製恐るべし・・・

これを半田付けしました。
ヒートガンを使う方法もありますが今回はオーソドックスな半田ごてで施工。

さーこれでOK!
チャッチャと裏ブタを戻して、いざ電源ON


おー!
復活しました!!

さー次はCPUの載せ替えに失敗したノートPCです。
CPUの規格は間違いなく載せ替え可能な物のようです。
外してあったCPUを装着してみようとするも何か違和感が・・・
もしやと思いピンをよく見てみると・・・

やっぱり!


ピンが折れ曲がっています。

さらにCPUスロットも穴が潰れてる・・・

これを慎重に修復します。
特にCPUのピンは根元から折れてしまったらもうどうする事もできないのでさらに慎重に修復します。

こんな感じで!

これでCPUはしっかりとスロットに装着されているハズです。

いざ、電源ON・・・ん?・・・症状は変わらず・・・
替えようとしたCPUと元のCPUので両方試しましたが変わらず・・・
こちらはCPUのピン折れ以外に何かしらの不具合がありそう・・・
やれる範囲でマザボのチップ部品のショートなどを調べたが判明せず・・・断念!

というわけで今回はうまくいきませんでしたが規格が合えばCeleronなどのショボイCPU搭載機でもCore i7やi5へ載せ替えできる場合があります。
デスクトップ型パソコンなら載せ替えられる機種は多いと思います。
持ち込んで頂ければお見積りは無料です!
お気軽にお問合せ下さい。